私の中の違和感。
私にはずっと、違和感がある。
それは、『働く』という事に対して。
高校生の頃や、大学生の頃は、それこそ憧れのようなものもあった。
人の行きかう都会で、かっこよくスーツを着こなして、
高いビルの、きれいなオフィスで、仕事をする。
パソコンをカタカタしたり、時には会議をしたり。
でも、そんな憧れは、就職が近づくにつれて、薄れていった。
どうしても、その憧れに、自分の姿を当てはめることが出来なかったのだ。
無理矢理にその「憧れ」に自分を当てはめてみても、
いまいちピンとこなかった。
その中の自分は、キラキラして充実しているというより、
疲れていて、お金やステータスのために働いているように見えた。
『私が私らしく、働ける仕事って何だろう?』
そんな問いが、大学三年生の頃からずっと、私の中にある。
その答えは、いまだ見つかっていない。
私は、どうしても、「働く」ということに違和感を感じる。
確かに働いて、お金をもらったときは「また頑張るぞ!」と思うのだけれど、
仕事をしているときの私は、幸せではない。
調子が良ければ「無理なく耐えられる」、
調子が悪ければ「行きたくない」と思う。
私にとって、「働く」とは、やっぱりお金を得るための手段としてしか思えないのだ(少なくとも今は)
働いてる中には、感謝されて嬉しかったことや、
出来ることが増え、頼られて嬉しかったこともある。
でも、ずっとやっていきたいか、というと、それは少し違う。
私には、オフィスワークは向いていない。
直感的に思う。
自然の中で暮らしたい。
もっと、「生きている実感」を持ちたい。
今の生活は便利で、幸せだけど、
これから先を考えたとき、何を優先すべきなのか、
少し考えてみようと思う。