人の目が気になるのは、人と生きていきたいからだった。
私は昔から、「人にどう思われているか」が
気になってしまう性格でした。
それは、他の人から見たら、少し気にし過ぎと思われるくらいだったかもしれません。
「人の目」や、「世間の常識」を気にし過ぎた結果、
「自分」というものがわからなくなり、生きづらくなっていました。
それから私は、人の目なんて気にせず、自分らしく生きたい!と思うようになり、
それを実現できるように、いろんなことを調べたり、いろんな価値観に触れたり、
いろんなことを体験してきました。
でも。
私はどうしても、『此処』に帰ってきてしまいます。
いくら、
「人の目を気にしないってこういう事かな?」
「この感じだったら、生きやすくなりそう」
と思っても、
その感覚は、長くつづきません。
しばらくするとまた、どうしても
「人の目をきにしてしまう」のです。
なんで、私はこんなに人の目が気になってしまうんだろう?
人からどう思われているか気になってしまうんだろう?
そう改めて考えてみました。
すると、出てきたのは、
『人と生きていきたいから』
という言葉でした。
私はずっと、自分は「人嫌い」だと思っていました。
人付き合いも面倒だと感じてしまうし、
人の目は怖いし。
ひとりでいたほうがよっぽど楽だと思っていました。
でも、そう思っていたのは、もしかすると、
「人から嫌われるのが怖い」
という気持ちの、裏返しだったのかもしれません。
私は、『みんな』と仲良くしたいです。
特に、自分が所属する場所の人たちとは。
現実的には無理だってことはわかっています。
合う合わないもあるし、互いに嫌いな人や苦手な人もいる。
でも、私は、人から嫌われたくない。
いい関係性でいたい。
どうしても、割り切ることが出来ないみたいなんです。
人と付き合わないこと、距離を置くことは簡単です。
でも、私は、それを選びたくない。
この人たちと、生きていきたい。
だから、良好な関係を築きたいからこそ、人の目が気になってしまうのかもしれないな、と思いました。
これは、小さいけど、大きな発見。
少しずつ、改善できるように。
また考えてみよう。