私の原動力は、「憧れ」なのかもしれない。
最近、また声を使うことに興味が出て、はまっている。
理由は、好きな声優さんが増えたからだった。
一人、声優さんを好きになると、自分も声を使って何かしたくなる。
実は、これまでも同じような経験が何度もあったことに気付いた。
例えば、トロンボーン。
割と練習していたほうだけど、あれだけコツコツ練習できていたのは、
憧れの先輩がいたのと、出したい音が明確にあったからだった。
先輩のような音が出したい。少しでも近づきたい。
その思いが、私に毎日練習をさせ、それを苦と感じさせなかったんだと思う。
他にも、歌もそう。
上手くなりたいと思うときは、いつも特定のアーティストにハマったときだった。
この人みたいに歌えるようになりたい。こんな風に声が出せるようになりたい。
そんな思いが、私に歌を練習させ、没頭させていた。
今回も、それと同じ。
好きな声優さんができて、彼らみたいに声を出したいと思った。
あんな風に、いろんな表現ができるようになってみたい。
いろんな声が出せるようになりたい。
そんな思いが、私に声を使うことへの興味を膨らませた。
いつ、どの時も、そこには「憧れ」があった。
こんな風になりたい、私もできるようになりたい、近づきたい。
そんな思いが、私が練習をし、努力をし、追求し、没頭する原動力となっていたことに気付いた。
好奇心と、憧れと、楽しさと。
それらの感情に素直になっていれば、
今よりもう少し、人生が楽しくなるような気がした。