同じ世界線で、笑い合えたら。
『みんなが笑顔で幸せでいられたらいいな』
これは、よく私が思うことのひとつ。
だけど、
この「みんな」の中に、自分は含まれていない。
私と「みんな」は別の世界を生きていて、
「みんな」の世界が幸せで溢れていたらいいなと思っている。
その時私が、「みんな」の輪に入っていなくても。
ずっと、そうやって生きてきた。
何故かよく、自分を犠牲にしたがった。
自分なんかよりも、価値のあるみんなに幸せになって欲しい。
その姿が見れれば、幸せだと思っていた。
でも、それは違うと知った。
私は、自分とみんなの世界線を、
どうやら別に捉えているようだ。
同じ世界を生きているのに、
同じ世界にはいないように感じる。
圧倒的に、世界が違うと感じている。
でも、いつか。
私も同じ世界で、みんなの輪の中で、
笑い合えたらいいな。
と、ふと思った。