例えそれ自体に、意味はなくても。
何かに取り組むときって、
どうしても、取り組む「理由」を必要としがちです。
「なぜ、それに取り組むのか」
そんな問いが、自分からも、周りからも、
浮かび上がります。
でも、それって、本当に必要でしょうか?
私は今まで、
「これを続けたって意味がない」
「これをしても、何のメリットもない」
といって、あきらめてきたことがたくさんありました。
そうしていった結果、
わたしには、何も残りませんでした。
『何かをするためには、理由が無くてはならない』
『意味のあることしかやってはならない』
いつのまにか、そんな言葉にすり替わり、
プレッシャーとなって、のしかかっていました。
だけど。
最近になって、ようやっと気づいたんです。
その言葉が、まやかしだったってことに。
別に、いいじゃないですか。理由がなくたって。
楽しいから。好きだから。やりたいから。
そんな理由でやったって、いいんです。
それを、否定されたり、阻まれる理由なんて、
それこそないはずなんです。
だからね。
あなたがやろうとしていることも、
私が歌を歌っていることも、
たとえそれ自体に意味はなくても、
やっていいんです。
そして、それに取り組んでいるという姿は、
とっても尊くて、価値があるものだと、私は思います。
好きなように、生きていきましょう。
一緒に。