『わたし』を生きる。~わけあんlife~

自分らしく生きる、が目標の20代女子の雑記ブログ。

それでもまた、舞台に立ちたい。

 

 

私は、エンターテインメントが好きです。

 

 

見た人の心をつかみ、心を震わせ、

二度とない経験と時間をくれる。

 

観ると、勇気をもらったり、元気をもらったり、笑顔になれる。

 

 

そんなエンターテインメントが、昔から大好きです。

 

 

 

そして、そんなエンターテインメントと触れるうちに、いつしか

私も、「見る側」から「演じる側」になりたいと、自然と思うようになっていました。

 

 

 

 

 

 

小さいことから、「ステージ」の上に立つ、という経験はしていました。

 

幼稚園のときのピアノの発表会から始まり、

中学高校では、部活動でたくさん舞台に上がりました。

大学でも、試験で舞台上で演奏したり、

趣味のアカペラで、人前で歌う機会をいただいていました。

 

 

規模は小さいけれど、決してプロとしての経験ではないけれど、

そうやって舞台に上がるたびに、すごく心が震えたのを覚えています。

 

何より、舞台上から見る、観て聴いてくださる人たちの笑顔が見れたときは、

すごく嬉しくて、「また次も、舞台に立ちたい」と思っていました。

 

 

 

けれど、

私は本職として、職業として、「演じる側」を選ぶことができませんでした。

 

高校に進学する時、大学を決める時、社会に出る時。

 

考え、選択するタイミングはいくらでもありました。

 

それでも、私は、「演じる側」を選ぶことができませんでした。

 

 

 

 

私よりも歌が上手い人なんているから。

可愛くないから。

どうせ食べていけないから。

 

何かと理由を付けて、あきらめていました。

 

 

それでも、心のどこかでは諦めきれていなくて、

よくライブやイベント、演劇を観に行っては、

その舞台上の世界に、憧れていました。

「私も、あそこに立ちたい」

「また、あそこから、観て聴いてくれる人たちの顔が見たい」

いい舞台やライブを見るたびに、そう思いました。

 

 

 

私はきっと、臆病だったんだと思います。

「お前なんかが」と言われるのが怖かった。

 

そして、当時は、そう言われたら簡単にあきらめてしまうような覚悟と精神しかもっていなかった。

 

加えて、プライドも高かった。

否定されること、バカにされること、笑われること、受け入れられないこと、

それらがどうしても怖かった。

 

傷つきたくないから、あえて戦いにいかなかったんです。

 

 

 

そうやって過ごしてきて、

今年でもう27歳。

 

決して若くはない歳まで来てしまいました。

 

これからは、ちゃんと、自分の足で歩いていきたい。

自分の思い描く人生を歩み、

自分と自分の価値観を信じて進んでいきたい。

 

後ろばかりを見て嘆き、人を見て羨む時間はもう終わりにしたい。

 

 

今年に入ってから、思いがけず時間ができ、

たくさんたくさん自分と向き合いました。

 

どんな自分でありたいか、

そんな人生を歩みたいか、

何を大切にしていきたいか…。

 

 

 

今まで「自分」というものがなかった私が、

ようやっと自分を見つけ出し、

ただ流されて生きていた人生を、

自分の手で作り上げていきたいと思えるようになった。

何のために生き、どういう人生を送りたいのか、

その指標もできた。

 

 

これからが、再スタート。

 

時期なんて関係ない。

年齢なんて関係ない。

 

 

また、舞台に立ちたいから。

 

 

がんばります。