さくらちゃん(14)の日記 #2
さくらちゃん、中学生になりました。
ねぇ、さくらちゃん。
なんでずっとひとりで本読んでるの?
『本が面白いから』
友達みんな、集まってどっかいったよ?
『知らない。私はいーの』
なんで?一緒にいたくないの?
『…』
『いいの。みんながきっと、私といたくないよ』
そんなことないと思うけどなぁ。
なんで、そう思うの?
『なんでって…だって皆そういうもん』
『真面目に授業聞いててダセェ、掃除とかちゃんとやるんだ(笑)、冗談とか通じないタイプ?笑、なんだよつまんねぇな、ほら真面目ちゃんは放っておこう、、、ずっとずっと言われてきた。バカにされてきた。だからみんな嫌いだ!私はひとりでいい。ひとりでも平気だもん。』
そっか、、そんなことがあったんだね。。
『なんで真面目だと馬鹿にされるの?不真面目な方が人気者になれるの?冗談言えないと仲間外れにされるの?意味わかんないよ!じゃあ私は犯罪者にでもなればいい?そしたらみんな私と仲良くしてくれるの?なんで、、みんなと仲良くしたいのに、、なんで嫌がられるの、、避けられるの、、苦しいよ。だったら私はひとりでいる。その方が、私も苦しくないし、みんなも幸せだもの。』
そっか。そうだったんだね。
苦しかったね。つらかったね。
話してくれて、ありがとう。
さくらちゃんに、酷いこと言った人たちも、沢山いたのかもしれないけど、
でも、わたしはさくらちゃんが好きだよ。
人が好きで、楽しいことが好きで、
真面目で、責任感が強くて、しっかりしてて、頑張り屋さんで、真っ直ぐで、正直で、
笑顔が素敵なさくらちゃん。
わたしは、そのままのさくらちゃんが好きだよ。
だから、無理に変わろうとしなくていい。
さくらちゃんを好きだって人たちも、この世の中にはたっくさんいるよ!
だから、そのままでいて?
苦しかったら、悲しかったら、つらかったら、
わたしが話を聞いてあげる。
わたしは、さくらちゃんの話を聞くの好きだよ。
どんな話でも。
だから、またお話聞かせてね✨
今日はありがとう。
またね。