本当に自分がやりたいことを、少し思い出したような気がする。
「本当にやりたいこと」というのは、
見つけるものなのではなく、
思い出すものなのかもしれない。
わたしの場合、やりたいことというのは、
探しても、探しても、見つからなかった。
今やっていること、手に持っているものを、
少しずつ減らしていったとき、少しずつ、見えてきた。
『私にはこれは必要なくて、これが必要なものなんだ』
『これがやりたいことなのかもしれない』
と。
そうして見つかった、「やりたいかもしれないこと」に
少しずつ手を付けていって。
楽しくて、嬉しくて、わくわくして。
そうした感覚の中で思ったこと。
『この感覚、以前も感じたことがある気がする』
それは、小学生のときや、幼稚園のときだった。
ゲームが楽しい、物語を書くのが好き、歌うのが好き、走るのが好き。
おしゃれが好き、お菓子作りが楽しい。
そうだった、私のやりたいことは、これだ。
思い出した。
本当にやりたいことは、未来でなく、過去にあったのだ。