私が運動が嫌いな理由。
私は運動が嫌いだ。
個人競技なら、まだ楽しめる。
自分の結果が、自分にしか影響が無いものならまだいい。
でも、複数人で行う競技については、
嫌いだ。
なぜなら、『足を引っ張るから』だ。
いや、もっと正確に言えば、
『足を引っ張ったと思われる』からだ。
『こいつ使えねー』
と思われるのが1番嫌なのだ。
約立たずの自分でいる事が、耐えられないのだ。
『私なんて、居ない方がいいんじゃないか』
そう思うことが多いから、運動は嫌いだ。
これは、学生の頃の記憶が大きい。
私は元々、運動があまり得意ではない。
運動神経は、そこそこいいとは思うが、
向上心もなく、出来るようになりたいとも思わなかったから、上達しなかった。
その結果、
体育の時間、団体競技の時は地獄だった。
『あいつは使えねーから』と
面と向かって言われたこともある。
だから、運動が嫌いだ。
存在を否定されるから。
自分で、存在を否定してしまうから。
でも、たまに運動をして思うのは、
『運動自体は嫌いじゃない』
ということだ。
むしろ、体を動かしたい、
動かすと気持ちがいい、
とすら思う。
だからきっと、私に必要なのは、
『運動しても否定されない環境』と
『ありのままをさらけ出せる仲間』、
『笑わずに嫌がらずに応援してくれる人』
なんだと思う。
本当は、運動は好きなんだ。
みんなで、楽しく運動したいんだ。
いつか、叶うかな。