自分を愛することができれば、世界も愛せる。
自分を愛するということは、
ありのままの自分を、認めてあげられるという事だ。
自分は『自分』でいいのだと、受け入れられるという事だ。
自分を愛せないときは、何もかもが悪く見える。
周りの人たちの善意も、卑屈にとらえてしまう。
自分を好いてくれる人なんて、いないと錯覚してしまう。
そんな状態では、周りを見ることはできない。
どんなに周りの人が大好きでも、
周りの人に気を配ることもできない。
どんなに周りの人が優しくしてくれても、
周りの人を信じることなんて、出来ないのだ。
だから、まずやるべきことは、
自分自身を見つめること。
自分を見つめ、自分をよく知り、
自分を受け入れてあげること。
そうすれば、
世界を『少し悪くない』と思える。
周りの人たちの善意も、素直に受け取れる。
自分を好いてくれる人が、ちゃんと見える。
私は以前、自分が大嫌いだった。
可愛くなくて、太ってて、不細工で、甘え下手で、まじめで、ダサい自分が
大嫌いだった。
でも、そうして自分を嫌っていても、世界は何も変わらなかった。
周りにいてくれた、家族や友人たちが、
見放さず、声をかけ続けてくれて、
私は少しずつ自分を見つめられるようになった。
自己分析をして、自分と対話して、
自分の心の声を聴けるようになって。
そうして今。
私は、自分を少しだけ、好きになれている。
そして、世界も、世界も、案外悪くないかもしれないな、と思えるようになってきた。
きっと、
自分を愛せれば、世界も愛せる。