大好きな音楽を。
先日、久しぶりに人前で歌う機会がありました。
その場で、私にとって、とても大切な歌を歌いました。
完全な、私の自己満で選曲したのですが、
今振り返ってみて、改めて、
あの場で、あの時見てくれていた人達に、
歌うことが出来て良かったな、と思いました。
その歌というのは、私にとってとても大切な曲で、
色んな思い出や、大切な人との繋がり、
抱いている想いが強い曲だったんです。
だから、少し、不安もあったんです。
大切だからこそ。
この曲が、否定されてしまったらどうしよう。
大切な思い出が、変わってしまったらどうしよう。
大切だからこそ、みんなに見せるのが怖かった。
自分の『好き』や『大切』が否定されやしないか、
傷つきやしないか、
怖かったんです。
でも、その一方で、
どうしても、この曲を届けたかった。
あの場にいた、私の大好きな人たちに聴いて欲しかった。
自己満だけど、届くかは分からないけれど、
少し不安で怖いけれど、
でも、歌うことにしました。
当日、やっぱり歌ってよかったな、と思いました。
聴いてくれた、私の大好きな人達は、
私の『大切』や『好き』を、ちゃんと大切にしてくれました。
当日はギター伴奏をして下さった方がいたのですが、
その方も、この歌と、私の想いを大切にしてくれました。
それがすごく、嬉しかった。
泣きそうなくらい、嬉しかったです。
好きなものや、好きなこと、
大切にしているもの、こだわり。
そういったものを、人に見せるというのは、
すごく勇気がいることです。
でも、こうして、
信頼出来る人たちに、見せることで、
もっともっと大切にできるし、
「それを大切にしていた」という自分にも、誇りを持てるような気がします。
大切な歌が、もっともっと、大切になった日でした。
今後、この曲を聴いたとき、
思い出せる、大切な思い出が増えた日でした。
すごく、しあわせな日でした。
「これが好きなんです」という自分を、受け止めてもらえることって
こんなに幸せなことなんですね。
これをきっかけに、これからも少しずつ、
自分の「大切なこと」を発信していきたいな、と思いました。